2017年9月1日金曜日

日本の短い夏が終わりましたね〜。

ご無沙汰しています。
8月も終わりました。今年もあと4ヶ月。
天気予報も最高30℃の日が少なくなってきています。やった〜
やまやは色々と思い、悩んでいましたが、思ったようにやろうとふっ切れました。
今までは朝食が中心で、フリーペーパーや絵も飾ってある、といった風に見られていたかと思いますが、これからは展示やフリーペーパーを中心に営業していきます。飲食部分は少なくなりますが変わらず、朝食と自家焙煎のコーヒーに焼き菓子は作っていきます。

まだまだ変容していくと思いますが移り変わるやまやをよろしくお願いします。


そしてそして、イベントの情報です。
10/31(火)と11/1(水)にトークイベントを開催いたします。
兵庫県在住の’藤本智士’さんをお招きします。
今年の7月に、「魔法をかける編集」「風と土と秋田」の2冊を発刊されました。
ローカルメディアをキーワードに編集という魔法を使って様々なフィールドをまとめ上げていく藤本さん。フリーペーパー「のんびり」の編集長であることから、僕は藤本さんの編集に出会いました。その時の、空気感を大切に会話をそのまま載せたかのような構成に愛着を持ったんです、まるでフィルム写真のように擦り切れない記憶を感じることができます。「魔法をかける編集」に’レガシー’という言葉が出てきて、スピードが遅く一方通行のものと定義つけられているのですが、僕にとって一番身近な例で言えば’フィルムカメラ’です。とってから現像まで、長いと1月後に現像する。ただ、シャッターを押した時の記憶はデジタルよりも鮮明で、明確なんです。僕も、当たり前のようにデジタルを手にして写真を取り始めて何も考えずに取り続けました、ヨーロッパの旅行や友人との旅行、見返すのは写真の出来栄えだけで記憶ではなかった。
じゃあ、レガシーなモノが良いモノなんだ!なんていう風には言わないですが、レガシーな感覚は持っていた方が良いのだと改めて感じます、そして感覚を高めていくことも。個人個人が一つのメディアとなっていて、レガシーだとかデジタルだとか自分の良いをsnsに詰め込んで、趣味がいつの間に仕事になってたり。なんてよくある話です。自分の良いを持っていてそれを語れる人って素晴らしいです。

なんて、藤本さんの書籍を読んで感じたことで、感じていたことです。個人というローカルメディアに気づいて、メディアを道具にビジョンに向かう。僕が今向かっている方向の道しるべになってくれている気がします。

イベント詳細は追って、またこちらに書きます。よろしくお願い致します〜!

p.s.
高度経済成長期の後に生まれた僕たちの世代は、当たり前にテレビがあって、物心着いたら携帯があって、音楽を持ち運ぶ機器もあって、レガシーな物たちが次から次に排出されていく時代で、その流れに歩みを寄せても良いけど立ち止まっても良いんだすよね。

やまや( https://goo.gl/maps/G8fdATK93Vt ) 鳥取県鳥取市今町一丁目129番地2号 朝の7:00頃〜夕方の5時頃まで。水曜定休+不定休、日曜のみ夜営業18:30〜です。